2013/10/24

"Bartleby" Herman Melville 辺見さん



わたしの居場所、この国。とか言ってるけど国ってなんだろう?だ。
自分の中にある暴力性や思考の短絡とか悲しい程の無知とか

棚に上げて
"世で為される過ちや非道を前にして、危険な憤慨に浸っていた"

気になっていた辺見さんの8.31に行われた講演を書き起こしてあるサイト。

辺見庸「死刑と新しいファシズム」

http://www.forum90.net/news/forum90/pdf/FOLUM131.pdf

惹かれるのが
辺見さんの本の中に出てきた
メルヴィルの小説バートルビーの台詞
せずにすめばありがたいのですが。。。』
仕事で雇い主に頼まれた事全てに「できればせずにすめばありがたいのですが「やらない方がいいと思うのですが」「行かずにすめばありがたいのですが言って最後には刑務所の中での食事まで断って餓死するという(とんでもない抵抗)小説。。

この世の総てに NO, THANK YOU..
"I would prefer not to"

わたしはまだしたいことがあるからバートルビーにはなれないけれど
気分はバートルビー。

弱虫でも抗うことはできると言ってくれる辺見さんの言葉に甘えているわけだ。

いったいどうすればいいんだろう。