2012/08/28

もうすぐ秋




残暑まだまだ厳しゅうございます。
4時の待ち合せに3時頃家を出たらあまりの攻撃的な太陽に
ジュ〜ッと焼き肉になるかと思うぐらい。
できることなら5時過ぎまでは外出しない方がいいみたい。

10年以上前にやらせてもらったオペラ鑑賞事典が再版になりました。
以前は版下で作っていたので、まずは印刷屋さんが一から文章の入力作業、
今の時代スキャンして自動入力ってできないの?って思いますが
まだまだ誤字?が多くてあまり使えないそうです。
現在3校が出たところ。で、400ページぐらいになりそうです。
オペラ初心者の方の手引きには最適。幅広い演目が網羅されてます。
実業之日本社「オペラ鑑賞事典」10月頭には書店に。

膨大な労力と費用をかけて成立するオペラの舞台。
最近は生き残るために必死なんでしょう。
メトロポリタン歌劇場の舞台はΝ.Υまで行かなくても
ライブビューイングというものがあるようです。
コアなファンの方なら世界中の歌劇場の演目を調べ上げ、シーズン中に観たい演目の希少なチケットを取り、
面倒なスケジュール調整をして渡航するというスリリングな行動も苦ではないのでしょうが..
もちろん生で見なけりゃ迫力もねぇ、なんですが、、、
今は映画館でもΜΕΤ で上演中の演目が見られるようです。

オペラが持つ総合芸術としての原初的なエネルギーと魅力を、演目制作の要素として中心に据え、斬新な人材とアイディアで発信、世界の注目を集め始めたのが、世界最大級の歌劇場でもある、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場だ。
9月から翌年の5月までの1シーズンに、平均28の演目をレパートリー・システム日替わりで上演。そして、そのうち1112の舞台をライブビューイングする。しかも、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の五カ国語の字幕を用意し、2012年時点で世界の54カ国、1700箇所以上の映画館にライブ、またはHD録画で配信している。
METでは伝統的なラジオ放送に加え、音源や舞台のオン・デマンド配信、DVDの販売など、ライブビューイング以外でも劇場の外への展開を試み、新たな収入源の確立を目指している。
〜本文より

口絵用の写真を眺めているとやっぱり見に行きたくなりました。
オペラって内容がけっこう下品だったりバカバカしいっちゃバカバカしい物語が多かったりするんですが。(とにかく客さえ入りゃいいというイタリアの興行師とフランス側の当時の攻防戦も面白かったりします)
METの舞台はまだまだお金かけてる!というのが一目瞭然。
役者も重々しくて仰々しくていいのであります。
歴史のある民族芸能、沸き上がるパッション、魅力はまだまだあるのかな。